2019年11月7日の夜に愛知県瀬戸市にあるアンドライツ株式会社の小池さんと一緒に、「第1回中部地区DALI照明制御勉強会」を開催いたしました。
今回は第1回ということでしたが合計6名、参加者の職業は、電気工事屋、CIディレクター、組込ソフトウェア開発者といった顔ぶれで、DALIにご興味いただいた方々にお集まりいただきました。
勉強会の内容
最初にDALIのコンフィグレーターを使って、実際に現場でDALIの照明器具を設置してから設定を行う様子をお見せしました。
というのも、アンドライツさんでは3年前に事務所を立ち上げたときに、1部屋だけDALIの照明器具と制御システムを導入しており、上記写真の様にコイズミ照明さんのDALIダクトレールスポットライト9台、DALIダウンライト8台の合計17台のDALI器具が設置されているのです。
DALIの場合は、DALIの設定する様子をソフトウェアの画面と、設定している間の照明器具の挙動、そしてどんな順番で何をするのかを見てもらうのが一番よいと思い、実演させていただきました。
その後、DALIのポイントは仕様が公開されていて誰でも機器の開発ができることを強調し、他のメーカー独自の制御方式との違いで重要なのはそこだけだと説明。
理由は、照明が照明だけで独立して運用される時代は大きく代わり、いろんなものと照明がつながっていくこと、そのときに仕様が公開されているものと公開されていないものは新しい技術とつなげようとするユーザーの数が圧倒的に差がつき、結果的に公開されているものが標準になっていくといったことをお話ししました。
で、その後、今、どんな新しい技術があるかご紹介し、ロボット、AI、IoT、AR(拡張現実)についての雑談をしました。
まとめ
今回、アンドライツ株式会社の小池さんと一緒に、実験的に中部地区にて初めてのDALI勉強会を開催してみました。
もし、中部地区にてDALIに興味をもたれている方がおられましたら、次回開催の際にお知らせしますので、問い合わせフォームよりご連絡ください。