メディアサーバーとしてBrightSignを使い、DALIやDMXといった照明制御と組み合わせる方法を検証しています。
↓ 前回の記事
メディアサーバーBrightSignと照明制御のDALI-DMXを連動させる検証1|デジタルライト(Digital-light.jp)
ワンフットシーバスの田中さんにBrightSignのHD223をお借りしたので、これで使い方を学びます。
いただいた取説を見ると「必ず最新のファームウェアにアップデートしてください」と書かれているので、ファームウェアをアップデートします。
ファームウェアのダウンロード
HD223はHD3シリーズになります。なので、HD3 / LS3 / HO3 Series Downloadsからファームウェアをダウンロードします。
![10-23.jpg 10 23](https://digital-light.jp/wp-content/uploads/2020/10/10-23-5.jpg)
BrightSign :: HD3 / LS3 / HO3 Series
ページを見るとFirmWareの表示はなく”Operating System”と表記されていますが、これがFirmwareです。ダウンロードしたZIPファイルを解凍します。
![10-23.jpg 10 23](https://digital-light.jp/wp-content/uploads/2020/10/10-23-6.jpg)
拡張子がbsfwのbrightsign-hd3-8.2.35.4-update.bsfwというファイルが用意できました。
ファームウェアをマイクロSDカードに書き込む
先程ダウンロードしたbsfwファイルをマイクロSDカードに書き込みます。
![10-23.jpg 10 23](https://digital-light.jp/wp-content/uploads/2020/10/10-23-7.jpg)
8GBのマイクロSDカードを用意しましたが、念の為、SD Card Formatterでフォーマットします。
SDメモリカードフォーマッター – SD Association
先程の”brightsign-hd3-8.2.35.4-update.bsfw”をマイクロSDカードにコピー。そのカードをBrightSignに差し込みます。
ファームウェアアップデート
BrightSign HD223にアダプターとHDMIケーブルをつなげて電源を入れます。
![10-23.jpg 10 23](https://digital-light.jp/wp-content/uploads/2020/10/10-23-15.jpg)
しばらく(けっこう待つ)とこのような”Device Setup”の画面が表示されます。
HD223にはキーボードを接続するUSBポートがないので、LANケーブルを接続してブラウザからアクセスする方法しかなさそうです。
HD223にLANケーブルを接続し、LanScanというソフトを使ってHD223のIPアドレスを確認。(これ、他にもIPアドレスを確認する方法はありそう)
ブラウザにIPアドレスをURLにいれると、BASIC認証でIDとPWを求められました。
ID : admin
PW : 製品のシリアル番号
で、先程と同じDevice Setupの画面がブラウザに表示されます。
![10-23.jpg 10 23](https://digital-light.jp/wp-content/uploads/2020/10/10-23-8.jpg)
Nextのボタンをクリック。
![10-23.jpg 10 23](https://digital-light.jp/wp-content/uploads/2020/10/10-23-9.jpg)
Ethernetのボタンをクリック。
![10-23.jpg 10 23](https://digital-light.jp/wp-content/uploads/2020/10/10-23-10.jpg)
ネットワークのセッティングはこれで良いので”USE CURRENT SETTINGS”のボタンをクリック。
![10-23.jpg 10 23](https://digital-light.jp/wp-content/uploads/2020/10/10-23-11.jpg)
大丈夫そうなので、”NEXT – BRIGHTAUTHOR APPLICATION”をクリック。
![10-23.jpg 10 23](https://digital-light.jp/wp-content/uploads/2020/10/10-23-12.jpg)
BrightAuthorのアプリケーションを選択します。BrightAuthor:connectedだとMacも使えるのでこちらにします。
![10-23.jpg 10 23](https://digital-light.jp/wp-content/uploads/2020/10/10-23-13.jpg)
ここでやり方がわからなかったので、LOCALE FILE NETWORKINGをクリック。
![10-23.jpg 10 23](https://digital-light.jp/wp-content/uploads/2020/10/10-23-14.jpg)
何もいれずFINISHを押したところ、これで大丈夫そうです。
![10-23.jpg 10 23](https://digital-light.jp/wp-content/uploads/2020/10/10-23-16.jpg)
しばらくして、BrightSignを接続したモニターはこのように表示されました。
次回はBrightAuthor:Connectedでつなげてみます。