DALIコンバーターとは、DALIに対応していないLEDと電源の間に差し込み、DALIで制御できるようにするための製品です。
言葉で説明するよりも、現物を見るのが一番。DALIコンバーターが必要なケースと不必要なケースをご紹介します。
DALIコンバーターが不必要なケース
まずはDALIコンバーターが不必要なケースです。上の写真は村田製作所のDALI対応LED電源です。
電源とLEDを接続したのが上の写真。
DALI対応電源は直接DALIの信号を受け取れるので、DALI信号線とLEDへの接続はDALI対応LED電源につながっています。
DALIコンバーターが必要なケース
次はDALIコンバーターが必要なケースの説明です。
これはLEDを点灯させるための電源です。
そして、先程の電源をLEDテープライトにつなげると点灯することができます。
こちらが接続したイメージです。
ご覧のとおり、どこにもDALIの信号線をつなぐところがないので、DALIでコントロールはできません。
電源をいれれば100%点灯、切れば消灯になります。
本当は先程の村田製作所のDALI電源のように、この電源をDALI対応にすればよいのですが、2019年6月時点でLEDテープライト(定電圧タイプ)に使用できるDALI対応電源はでておりません。
じゃあ、LEDテープライトをDALIで制御したい場合はどうするかというと、ここで「DALIコンバーター」というものを使います。
これがDALIコンバーターです。(DINレールにとりつけるタイプ)
DINレールに取り付けないタイプがあります。
なので、DALI電源とLEDテープライトの間に、このDALIコンバーターを接続します。
これが接続したイメージです。DALI電源からLED点灯線をうけとりLEDテープライトにおくりつつ、DALI信号線をつなぐことで、DALIによる制御を可能にしています。
まとめ
DALIでLEDを制御したいときに、DALIコンバーターが不必要なケースと必要になるケースを説明しました。
並べてみると、
こんな感じです。
弊社、スマートライトではDALIコンバーターも取り扱っておりますので、なにかご質問やご要望がありましたら、ぜひ、お気軽に連絡ください。