DeepLearningを実行するためにGPU付きのPCを検討し、GTX1070を搭載しているスリムノートブックROG ZEPHYRUS M (GM501GS-I7G1070)を購入しました。
先日、GPU搭載スリムノートを購入したタイミングですが、6月14日(金)にASUS Store Akasakaにて、ASUS社のROGゲーミングPC新製品発表会がありましたので行ってきました。
![IMG_0750.JPG IMG 0750](https://digital-light.jp/wp-content/uploads/2019/06/asusIMG_0750.jpg)
私もゲームは大好き(現在、ストリートファイターVをやっています)なのですが、あくまでもDeepLearningに使えるGPUを搭載したPCの情報収集としてです。
一番の目的は持ち運びできる最新型のGPUを搭載したスリムノート
今回の一番のお目当てのスリムノートはGeForce RTX™ 2070 Max-Qを搭載したROG ZEPHYRUS S GX531GWR(GX531GWR-I7R2070Q)
です。
![IMG_0679.JPG IMG 0679](https://digital-light.jp/wp-content/uploads/2019/06/asusIMG_0679-1.jpg)
私が購入したROG ZEPHYRUS M (GM501GS-I7G1070)との違いは、最新型のCPU第9世代Core™ i7-9750Hと、GPU GeForce RTX™ 2070 Max-Qになっていること以外に、キーボードの配置が変わっていました。
![Monosnap 2019-06-15 15-30-06.jpg Monosnap 2019 06 15 15 30 06](https://digital-light.jp/wp-content/uploads/2019/06/asusMonosnap-2019-06-15-15-30-06.jpg)
上の写真のように、およそ3分の1ぐらいのなにもないスペースがキーボードの上にあります。ASUS社の人にきいたところ、この部分を作ることによって放熱性能があがったそうな。
![ASUS Store(エイスース ストア) - 【OUTLET】ROG ZEPHYRUS M (GM501GS-I7G1070) 2019-06-15 15-33-19.jpg ASUS Store エイスース ストア OUTLET ROG ZEPHYRUS M GM501GS I7G1070 2019 06 15 15 33 19](https://digital-light.jp/wp-content/uploads/2019/06/b8b491d31fd4ca691a61f6730ccb82dd.jpg)
ちなみに、普通のノートはこの位置にタッチパッドがあります。新型のROG ZEPHYRUS Mはそのタッチパッドがキーボードの右側になっていますね。
![Monosnap 2019-06-15 15-35-01.jpg Monosnap 2019 06 15 15 35 01](https://digital-light.jp/wp-content/uploads/2019/06/asusMonosnap-2019-06-15-15-35-01.jpg)
さらにここ、NumLockキーを押すと赤い光で数字が浮かび上がりテンキーになり、もう一度押すとただのキーパッドになります。
今までMacBookProを使っていたので、テンキーがなくてもそんなに問題がないのですが、右側にタッチパッドがあるとどんな感じなのでしょう。
キーボードから右手を少しずらすだけでタッチパッドが操作できるのは、なかなかいいかもしれないと思いました。
![IMG_0679.JPG IMG 0679](https://digital-light.jp/wp-content/uploads/2019/06/asusIMG_0679.jpg)
ディスプレイは15.6型のタイプ。そして、お値段は349,800円+消費税とのこと。スリムノートでRTX2070積んだら、まぁ、このぐらいになってしまいますよね。
![IMG_0682.JPG IMG 0682](https://digital-light.jp/wp-content/uploads/2019/06/asusIMG_0682.jpg)
サイズは幅360mm×奥行き268mm×高さ16.15mmで重量2.1kg。一番新しいMacBookPro15インチが幅349mmx奥行き241mmx高さ15.5mmで1.83kgなので、ちょっと大きくて重い感じです。
一応、MacBookPro15とのサイズの比較をしてみました。
ROG ZEPHYRUS S GX531GWR |
MacBookPro15 2019 |
|
---|---|---|
幅 | 360mm | 349mm |
奥行き | 268mm | 241mm |
高さ | 16.1mm | 15.5mm |
重量 | 2.1kg | 1.8kg |
ちなみに、15.6型なのでMacBookPro15で使っていたPCケースには入りませんので、別途ケースを購入する必要があります。
![IMG_0683.JPG IMG 0683](https://digital-light.jp/wp-content/uploads/2019/06/asusIMG_0683.jpg)
Winマシンは薄くて軽くてバッテリーの持ちがよいものが多くあり選択肢が豊富です。
しかし、モノによってはちょっと力をいれるとグシャリなってしまいそうな感じのものもあります。
でも、このマシンはボディ自体が金属なので薄くても頑丈な感じの薄さです。その分、重いですけどね。
![IMG_0684.JPG IMG 0684](https://digital-light.jp/wp-content/uploads/2019/06/asusIMG_0684.jpg)
TypeCとUSB Aのポートがあります。こういったところは、Windowsマシンの便利さがあります。
ということで、スペックは以下の通り
型番 | GX531GWR-I7R2070Q |
---|---|
OS | Windows 10 Home 64ビット |
CPU | "CPU名:インテル® Core™ i7-9750H プロセッサー |
動作周波数 | (標準/最大):2.6GHz (インテル® ターボ・ブースト・テクノロジー2.0利用時は最大4.5GHz) |
キャッシュメモリ | インテル® スマート・キャッシュ 12MB" |
チップセット | モバイル インテル® HM370 |
メモリ容量 | 標準 :24GB 仕様:DDR4-2666 |
表示機能 |
ディスプレイ:15.6型ワイドTFTカラー液晶 表面仕様:ノングレア 解像度:1,920×1,080ドット (フルHD) (144Hz) タッチパネル:非搭載 グラフィックス機能:NVIDIA® GeForce RTX™ 2070 Max-Q (NVIDIA® Optimus™ Technology対応) ビデオメモリ ※3:8GB 外部ディスプレイ出力 ※4:最大3,840×2,160ドット |
記憶装置 | SSD :1TB (PCI Express 3.0 x4接続) |
インターフェース |
外部ディスプレイ出力:HDMI×1 USBポート:USB3.1 (Type-C/Gen2)※7 ×1、USB3.1 (Type-C/Gen1)※8 ×1、USB3.1(Type-A/Gen2)×1、USB2.0×2 カードリーダー:- オーディオ:マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック×1 |
消費電力 | 最大約230W |
まとめ
これまではずっとMacで問題がなかったのですが、DeepLearningを仕事でやるようになると、どうしてもNVIDIA社のGPUを積んだマシンが必要になってきます。
また、HoloLens2もそろそろ発売されることを考えると、これまでMacを使っていた人も、それなりのGPU積んだWindowsマシンが1台あったらなぁなんてことが増えるでしょう。
ちなみに、MacBookPro15 2019のRadeon Pro 560Xを積んだ高い方が標準パッケージで302,800円+消費税、今回紹介したASUS ROG ZEPHYRUS S GX531GWRは349,800円+消費税。
ROG ZEPHYRUS SはSSD 1TBを積んでいることなどトータルで考えると、金額的には妥当なところじゃないでしょうか。
あと、在庫限りで終わってしまうとはおもいますが、GeForce® GTX 1070を積んだ昨年もでるが214,800円+消費税って、すごくお買い得だとおもいますよ。