来る1月31日(水)19時より中野ブロードウェイ4階『Studio MIST(スタジオ・ミスト)』にて放送される『MIST×TECH』にて、私も出演することになりましたのでお知らせします。
MISTxTECHとは?
テクノロジーに焦点を当てた、まったく新しいインターネット番組として2018年より開始。毎回テーマを設け、そのテーマに沿ったゲストを招聘してのトークや、かつ新しいテクノロジーを体験しながら、その向こう側の未来を感じてみたいというコンセプトのもとで開始されたインターネット番組です。
第1回『MIST×TECH』のお題はAIスピーカー
第1回目となる本回は、『特集:AIスピーカー de トーク!』と題して、2017年のGoogle検索急上昇ワードランキング“「比較」されたトピック”にて第二位となった、AIスピーカーに焦点を当てた番組を生放送いたします。
今回のお題は「AIスピーカー」。
私は設備制御と音声UIといった観点から、おしゃべりさせていただきたく思っています。
番組概要
■番組名
MIST×TECH Vol.1 特集:AIスピーカー de トーク!
■番組URL
http://mist.mvmt.jp/entry/89
■日時
2018年1月31日(水)19:00-20:30
■出演(敬称略):
田中 正吾(ワンフットシーバス)
鈴木 聡(株式会社メタスペクト)
小島 芳樹(TECHNICAL CREATOR)
中畑 隆拓(日本ピー・アイ株式会社)
■機材オペレーション
熊谷 淳(株式会社ムーブメント)
■企画制作
MIST実行委員会
設備制御とAIスピーカーについて
なぜ設備制御とAIスピーカーが関係あるかというと、「全体最適の微妙な調整はリアルタイムの個人のフィードバックが不可欠」といった理由からです。
IoTやAIなどによって、「消費エネルギーの削減」や「人にとってよい空間づくり」がされるようになると、照明や空調、ブラインドなど人の五感に影響をあたえる設備が、その時々において「エネルギー」と「人への影響」という2つのポイントで最も最適な状態にするよう制御されるようになります。
これまでは操作をする人がリモコンのようなデバイスを通して、電気を点ける、消す、ちょっと明るくする、エアコンつける、温度を上げる・下げるといった自分に最適な状況を設備に直接送り操作していましたが、それをセンサーやプログラムによって自動的に行うようになると、その場にいる「人間」にとっての「最適」と、プログラミングによって判断された「最適」にずれが発生します。
そんなとき、従来のリモコンや、スマートフォンなどのデバイスによって物理的に「フィードバック」を送ることもできますが、AIスピーカーがあれば、人間の感じる最適とのずれを、音声という言葉でフィードバックすることができます。
なので、センサーやAIによって設備制御の最適化が進めば進むほど、音声によるフィードバックは一般的になるだろうと考えています。
音声認識は予想以上に一般化している
AIスピーカーと合わせて私が興味をもっているのが「音声翻訳機」。
2017年12月に日本でも2つの音声翻訳機が発売されました。ソースネクスト社の販売するPocketalk(ポケトーク)と、ログバー社の販売するili(イリー)です。
日本語で話しかけると英語に翻訳してくれるといった、ドラえもんの道具に出てきそうな機械が現実になったことは、自分にとって衝撃でした。
Pocketalkもiliも入手いたしましたので、この2018年はAIスピーカーと合わせて、音声認識と設備制御について研究していきたいと考えています。
まとめ
新しい技術やガジェットが次々と発売される中、自分のビジネスにどう取り組んでいくかを考えるのはとても楽しいですよね。
なので、いろんなプロフェッショナルを持っている者同士が、横のつながりをつくり、それぞれの見地から意見を出し合うというのは、発見と驚きとトキメキを与えてくれるだろうと、この『MIST×TECH』のイベントを楽しみにしております!