DALI

JUNG社のKNX-DALI Gatewayを使ってDALI機器を操作してみた

DALIは照明制御のプロトコルですが制御を管理する機能は無いのでDALI以外のシステムを用意する必要があります。

KNXはDALIを管理するための機能や製品などがそろっているとても使いやすい方法のひとつです。

今回は、ドイツ JUNG社のKNX-DALIゲートウェイを触ってみたのでご紹介します。

KNX-DALIゲートウェイとは

KNX-DALIゲートウェイはKNXのひとつのデバイスでこのデバイスを通してDALIの照明器具をコントロールすることができます。

JUNGの製品もそうですが、多くのKNX-DALIゲートウェイがDALI BUS電源の機能ももっており、そのために100Vや230Vといった主電源の供給が必要になります。

その為、DALI側にはDALI BUS電源を用意する必要がなく、むしろ、別途DALI BUS電源があると正しく動かないので、使用するKNX-DALI GatewayがDALI BUS電源の機能をもっているかどうかは必ず確認するポイントとなります。

製品写真と寸法

NewImage NewImage NewImage

まずは大きさ、縦:90mm 高さ:64mm 横:72mm になります。

接続方法

IMG 2161

こちら、DALI機器とKNX機器の写真です。(汚くてごめんなさい)

IMG 2163

KNX-DALIゲートウェイのDALI端子とDALI機器を信号線でつなぎます。

ETS5での使い方

001

ETS5でプロジェクトを作成。Builidng(構造)の設定とDeviceの追加をします。

002

Devicesの画面で、DALI Gatewayを選択し、画面下部のParameterを選ぶと、「Open product specific parameter dialog」というボタンが表示されます。

Open product specific parameter dialog

003

ETSからJung社のKNX-DALI Gateway独自のアプリケーションが立ち上がります。

ただし、ETSで設定したKNX-DALI Gatewayの個別アドレスの設定が実機に書き込まれていないと、これからおこなうDALIのコンフィグレーションができないので、KNX-DALI Gatewayに対してプログラミングボタンをおして、ETSからFull Downloadしておきましょう。

004

このように個別アドレスが書き込まれていればOKです。

DALI Commissioning

005

最初は右の方のDALI commissioningのウィンドウのには何も表示されないので、左のメニューから「DALI commissioning」を選び、右上のSearch devicesを押します。

すると、DALIのネットワークには下記のようなコマンドが流れます。

006

①「Hide previously assigned DALI devices」のチェックを外すと右側のウィンドウにこのアプリケーションで設定したデバイスには②Addressが振られています。どうやらこれがDALIアドレスのようです。

また、③のStatusをみると、Addressが振られたDALI Deviceはassigned、振られていないものにはnot assignedとなっています。つまり、この画面からだとアドレスを振られたDALIデバイスも、アドレスが振られていないデバイスも確認できます。

007

①どれかのDALIデバイスを選択した状態で、②Selected devicesのOn/Offボタンを押すと、該当するDALIデバイスが点灯・消灯します。

また、③All devicesのOn/Offボタンを押すと、全てのDALIデバイスが点灯・消灯します。

Groupの設定

008

①Groupsのボタンをおすと、DALI Deviceをどのグループにするかのセッティングができます。右のウィンドウに表示されるDALIデバイスを選択し、<ーのボタンを押せばそのグループに追加されます。

これは、DALIのグループと同じです。なので、DALIマスタースイッチで、対応するグループを選択して操作すると、ここで設定したグループの器具が操作できます。

ただし、②で表示されるグループは1つづれていて、こちらのコンフィグレーション画面でGroup1と表示されるものは、実際のDALIのグループではGroup0のことです。

KNX-DALI Gatewayのデバイスオブジェクト

009

ここでDALIデバイスやGroupを設定すると、KNX-DALI Gatewayのデイバスオブジェクトが表示されます。

あとは、このデバイスオブジェクトをグループアドレスに追加して操作することができます。

まとめ

以上、簡単にJUNG製のKNX-DALI Gatewayデバイスについての操作方法を説明しました。他の機能やグループアドレスでの設定方法などは次回にご紹介したいと思います。

また、KNX-DALI GatewayはJUNGだけでなく各社から出ていますので、他メーカーのKNX-DALI Gatewayについても今後は検証していきたいと思います。

以上、KNX-DALI Gatewayについて調べてわかったことをご紹介させていただきました。

ABOUT ME
中畑 隆拓
DALIやKNX導入のコンサルティング・コンフィグレーション・機器の販売、AI-IoTを組み合わせたシステムの提案を行っています。