LTECH社のDMXコントローラーLTSA512を検証します。ちなみに、LTSA1024は機能は512と同じでDMXの2ユニバース使えるタイプです。
今回、このLTSA512と同じくLTECH社のDMXデコーダー LT-903-DIPを組み合わせRGBのテープライトを演出するプログラムを作成します。
接続
LTSA512にはRJ45端子が3つ、XLR端子が2つあります。
こちらがマニュアルにある端子の説明。
メーカーに確認したところRJ45端子は他の機器と通信をする為にあり、DMXの信号を出力するのはXLR端子を利用するとのこと。LT-903-DIPにはXLRもRJ45もありますが、RJ45ケーブルを使ってDMX機器を接続する場合は、XLRからRJ45に変換する必要があります。
DMXデコーダー「LT903-DIP」にRGBのテープライトを取り付け、LTSA512と接続してみました。(ちょっとソフトを立ち上げてテストしたところうまく色を変えることができました)
ソフトウェア
LTECH社が作成したコントローラー用のソフトウェア “LTECH LED Player”は、Windows、Mac、Linux用があります。LINUX版まであるのは便利ですね。
ソフトウェアのダウンロード先は、メーカーの方から教えてもらいました。
LTECH LED Playerの立ち上げ
Mac用のソフトで検証してみます。
MacとLTSA512をUSBケーブルで接続した状態で立ち上げます。
DMXコントローラーLTSA512をもっていないくてもソフトを起動できるDEMOモードと、USB接続した状態で立ち上げるモードがあります。今回はUSB接続しているのでUSBをチェックしてから右下の”>”をクリック。
*残念ながら言語に日本語は無いのでEnglishにしましょう。
FirmwareのUpdateができる場合は緑色でupdateが表示されます。こちらをクリックするとupdateできます。
* USBケーブルを1回外して、また接続するように案内がでます。
デバイスのUSB接続をやりなおしてから再起動するように言われます。
ちなみにFirmwareをupdateした後も緑でupdateが出るのですが、どうやらこれはずっと出ている様子です。
2020/7/20現在、ソフトウェアのバージョンは1.8.3です。
これがLTECH LED Playerの画面です、
まとめ
コントローラーもDMXデコーダーも同じLTECH社のものなので相性は良いはず。
次回は、実際にDMXのプログラムを組んでいくところを検証してみたいと思います。
↓ 続き記事
LTECH社のDMXコントローラーLTSA512/1024 その2