本記事はスマートホーム GWアドベントカレンダー3日目の記事です。
ホームオートメーション用サーバーとして、スマートライト株式会社ではComfortClick社のbOSというソフトを動かすJigsawというサーバー販売しております。
Comfortclick Jigsaw (KNXインターフェース付きサーバー) – スマートライト株式会社
スマートスピーカーとして日本でも人気のあるSonosは欧州でもホームオートメーションサーバーと連携して、毎朝自動でブラインドが上がり、照明が点灯し、Sonosからお気に入りのプレイリストが再生するなんてことをしたり、壁のボタンでSonosの音量調整や曲の操作ができたりします。
今回、まずはこのbOSでSonosスピーカーを接続し、操作パネルを作成する方法をご紹介いたします。
bOS Configuratorの操作
![01 13.15.28 (1).jpg 01 13 15 28 1](https://digital-light.jp/wp-content/uploads/2021/05/01-13.15.28-1.jpg)
bOS ConfiguratorのDevicesから”+Add”ボタンを押して、”Devices”の中から”Sonos”をAddします。
![01 13.17.25 (1).jpg 01 13 17 25 1](https://digital-light.jp/wp-content/uploads/2021/05/01-13.17.25-1.jpg)
追加されたSonosを選び、”Get Devices”のボタンを押すとネットワーク上にあるSonosを見つけてくれるようなのですが、なぜか、私の場合はみつかりません。なので、手動で追加します。
![01 13.20.58 (1).jpg 01 13 20 58 1](https://digital-light.jp/wp-content/uploads/2021/05/01-13.20.58-1.jpg)
左のメニューにでているSonosから”Speakers”をクリック。右クリックで”+Add”を押し一番上に表示される”Speaker”を”Add”します。
![01 13.23.14 (1).jpg 01 13 23 14 1](https://digital-light.jp/wp-content/uploads/2021/05/01-13.23.14-1.jpg)
DriverのEnabledを”True”にします。そのあと、Generalの”IP address”にSonosのIPアドレスを入力します。
![01 13.24.39 (1).jpg 01 13 24 39 1](https://digital-light.jp/wp-content/uploads/2021/05/01-13.24.39-1.jpg)
SonosのIPアドレスはFingというアプリケーションから調べました。
Fing – IoT device intelligence for the connected world | Fing
![01 13.28.33 (1).jpg 01 13 28 33 1](https://digital-light.jp/wp-content/uploads/2021/05/01-13.28.33-1.jpg)
SonosのIPアドレスは、”192.168.1.9″なのでこれを入力します。ウィンドウ下に”Device is connected”と表示されれば接続成功です。
Themeの設定
![01 13.31.41 (1).jpg 01 13 31 41 1](https://digital-light.jp/wp-content/uploads/2021/05/01-13.31.41-1.jpg)
Themeで右クリック、Panelを”Add”します。
![01 13.33.23.jpg 01 13 33 23](https://digital-light.jp/wp-content/uploads/2021/05/01-13.33.23.jpg)
Panelはrenameして”Sonos”にしました。
![01 13.33.55 (1).jpg 01 13 33 55 1](https://digital-light.jp/wp-content/uploads/2021/05/01-13.33.55-1.jpg)
SonosのPanelにDevicesのSonosからSpeakerをドラッグ&ドロップ。Object Controlのウィンドウが表示されるので”Speaker”をAdd.
![01 13.35.14.jpg 01 13 35 14](https://digital-light.jp/wp-content/uploads/2021/05/01-13.35.14.jpg)
この様にSonosの操作パネルが追加されました。
bOS Clientで確認
![01 13.36.36.jpg 01 13 36 36](https://digital-light.jp/wp-content/uploads/2021/05/01-13.36.36.jpg)
先程作成したSonosのPanelを表示。すでにSonosで音楽をながしているとその内容が表示されます。
![01 13.38.22 (1).jpg 01 13 38 22 1](https://digital-light.jp/wp-content/uploads/2021/05/01-13.38.22-1.jpg)
Playlistsのボタンを押してみましょう。
![01 13.38.59.jpg 01 13 38 59](https://digital-light.jp/wp-content/uploads/2021/05/01-13.38.59.jpg)
Sonos純正アプリで登録したPlaylistsが表示され、選択することができます。
まとめ
以上、ホームオートメーション用サーバーソフトbOSとSonosを連携させる方法をご紹介しました。
Sonosからボリュームや曲名などの情報も取得できるので、KNXのLCD付きボタンに曲名を表示させたり、音量や曲の操作などもできます。
これからも引き続き、Sonosとの連携方法についてご紹介していきますので、よろしくおねがいします。