Node-REDからDMX対応の照明器具をコントロールするために、ENTTEC社のODE MK2を使うことを考えています。
今回、アカリセンターの鈴木さんからデモ機を貸していただいたので、実機で検証していきたいと思います。
ENTTEC(エンテック) ODE POE MK2オープンDMXイーサネットコンバーター 70406 AC/POE併用タイプ 激安価格販売:アカリセンター
動画もとりました。
NMUツールの入手
ENTTEC社のサイトからODE MK2の設定に必要なNMUツールを入手します。

サイトの一番下にダウンロードリンクがあります。今回はMacを利用します。
NMUツール
![ENTTEC Node Management Utility [1.85] 2021-06-28 07-05-07.jpg ENTTEC Node Management Utility 1 85 2021 06 28 07 05 07](https://digital-light.jp/wp-content/uploads/2021/06/ENTTEC-Node-Management-Utility-1.85-2021-06-28-07-05-07.jpg)
こちらがNMUツールを立ち上げた画面です。
ODE MK2デバイスをさがすため、”Discovery”を押します。

MacはWi-Fiで接続しているのですが、有線で接続している必要があるとのこと。
あらためて、有線で接続しているWindows機にてNMUツールをダウンロードして”Discovery”します。

こちらは無事に見つかりました。
ODE MK2はブラウザでデバイスのIPを入力すれば設定画面が開くようです。
あらためて、Macのブラウザから192.168.1.18をひらきます。

NMUツールを使ってDMX器具を操作
LANに接続されたENTTEC ODEで照明コントロールしてみる(NMUを使用)
アカリセンターBlogを見ながら操作。

DMX Port Settingsを上の様に設定。

再度NMUツールに戻りメニューにある”Artnet”をクリックすると”Artnet Test”が表示されるのでクリック。

左下の”Art-Net Control”にて”ENABLE Art-Net”のチェックをすると、StatusがEnableに変わります。
上のフェーダーがチャンネルごとの出力になるので操作してみましょう。

Ch1を255にしたところ、

RGBテープライトのRedが点灯しました。
まとめ
無事にENTTEC ODE MK2とPCの接続ができました。
Art-NetはIPアドレスが決められているので、192.168.1.Xで使えるかどうかわからなかったのですが、ODE MK2では問題なさそうです。
次回はNode-REDと接続してためしてみます。