DNライティング社の最新のカタログにDALI対応の器具がラインナップされました。
型番は「HAS-LED-FMZ」で建築化照明の製品のひとつです。
大きな特長は0%から100%までの連続調光できめ細やかな演出が可能なこと。なんといっても最小の明るさが0.1%なので薄暗いシーンの間接照明としてデザイナーから求められる微妙な明るさを実現するのに大きな力を発揮します。
DNランディングさんから、こちらの器具をお借りしたのでご紹介いたします。
(動画はこの記事の一番下に紹介しています)
![DALI.jpg DALI](https://digital-light.jp/wp-content/uploads/2017/06/DALIDALI.jpg)
ラインナップと価格
![DALI.jpg DALI](https://digital-light.jp/wp-content/uploads/2017/06/DALIDALI-2.jpg)
サイズは550,850,1000,1250,1500の5種類、色温度は2400K〜5000Kで6種類。さらに、PWMとDALIは同じ製品で兼用できるので、どちらでも制御可能です。
価格は一番短い550mmのタイプで28,000円から。入力電力は100/200/242とマルチに対応。ただし、全て受注品の為、スペックインする際は納期の確認を。
写真
![DALI.jpg DALI](https://digital-light.jp/wp-content/uploads/2017/06/DALIDALI-1.jpg)
![DSC_0740.jpg DSC 0740](https://digital-light.jp/wp-content/uploads/2017/06/DALIDSC_0740.jpg)
![DSC_0742.jpg DSC 0742](https://digital-light.jp/wp-content/uploads/2017/06/DALIDSC_0742.jpg)
![DSC_0748.jpg DSC 0748](https://digital-light.jp/wp-content/uploads/2017/06/DALIDSC_0748.jpg)
Configratorに表示される情報
こちら、Tridonic社のConfigratorに表示される情報です。
![001.JPG 001](https://digital-light.jp/wp-content/uploads/2017/06/DALI001.jpg)
TYPE6(LED)と認識され、DALIバージョンとシリアル情報は取得できました。
![002.jpg 002](https://digital-light.jp/wp-content/uploads/2017/06/DALI002.jpg)
また、Physical lower limitは0.1%と表示され、性能的に0.1%が最小の明るさということも認識できました。
調光の様子
0.1%
![DSC_0754.jpg DSC 0754](https://digital-light.jp/wp-content/uploads/2017/06/DALIDSC_0754.jpg)
0.5%
![DSC_0758.jpg DSC 0758](https://digital-light.jp/wp-content/uploads/2017/06/DALIDSC_0758.jpg)
1.1%
![DSC_0761.jpg DSC 0761](https://digital-light.jp/wp-content/uploads/2017/06/DALIDSC_0761.jpg)
4.8%
![DSC_0764.jpg DSC 0764](https://digital-light.jp/wp-content/uploads/2017/06/DALIDSC_0764.jpg)
10%
![DSC_0768.jpg DSC 0768](https://digital-light.jp/wp-content/uploads/2017/06/DALIDSC_0768.jpg)
45%
![DSC_0773.jpg DSC 0773](https://digital-light.jp/wp-content/uploads/2017/06/DALIDSC_0773.jpg)
まとめ
空間のシーンをつくる場合に重要な間接照明用の器具に強いDNライティング社が、1ラインナップではありますがDALIの器具の販売を開始いたしました。
間接照明は微妙な明るさが必要なので、0.1%での調光実現にかなり苦労されてたと思います。お疲れ様でした。
先日の記事で国内で入手できるDALI照明器具メーカー一覧という内容でご紹介しましたが、今は各社、様子見の状態ですが、こいういのって加速するときは一気に広がりますよね。
2017年6月現在 国内で入手できるDALI照明器具メーカー一覧
DNライティングさんの次に、あらたにDALI器具をラインナップされるのが、どこのメーカーになるのか楽しみですね。