【動画あり】既存の定電流タイプのLED器具をDALI対応にできる電源

DALIの普及に一番重要なのがDALI対応の照明器具がもっと多くのメーカーから販売されること。最近はDNライティングやPHILIPS、アイリスオーヤマなどがDALI対応器具の発表をしていますが、まだまだ少数派であるのが現状です。

今後あるタイミングを境に一気にDALIが普及するのは確実だとは思いますが、今回はサイトを通してご連絡いただいたグローバル電子株式会社の方から定電圧をかけると定電流に変換しDALI制御できる基盤タイプLEDドライバーの案内をいただきました。

こちら、基盤の状態の製品なので、主に照明器具メーカー向けになりますが、すでにある照明器具にこの基盤を組み合わせることによって、比較的に容易にDALI対応器具にすることができますのでご紹介したいと思います。

Programble基盤型LEDドライバー Silvertel社 Ag201

ag201

イギリスのSilvertel(シルバーテル)というメーカーの「Ag201」という商品は、12〜57Vの定電圧をかけると、350〜1000mAの定電流に変換し2次側に出力することができます。また、DALIによって調光することができるので、照明器具メーカーが現在もっている定電流タイプの器具に、定電圧の電源とこの基盤を組み合わせることで、DALI対応の照明器具にすることができます。

ag201

製品として供給されるのは、このような基盤の状態です。

IMG 3009

反対側はこんな感じ

IMG 3010

スペック

入力電圧 12〜57V
出力電圧 2 – 34V
出力電流 350 – 1000mA
最大出力 24W
最低調光割合 5%

出力電流と出力電圧については以下の通り。

ag201

IMG 2999

ちなみに、これが評価用の基盤にとりつけたところ。出力電流の値は下記の様にピンの間の抵抗値によってコントロールします。

ag201

Tridonic MasterConfigratorで点灯してみた

いつも通りTridonic社のMasterConfigratorをつかってアドレスとシーンの設定をして点灯チェックをしてみました。

001

こちらがアドレッシングをした後に表示される画面。FirmwareやDALI、eD versionやSerial Numberは認識しているようです。

実験では0から3まで4つのシーンを設定しました。

002

製品紹介、DALIによる調光について動画を撮りましたのでご覧ください。

まとめ

今回紹介した英国Silvertel社のLEDドライバーAg201は、結局のところ利用するには定電圧の電源が必要となるのでLEDドライバーというよりもコンバーターと言うほうがしっくり来ます。

コスト的にはリーズナブルという話ですが、純粋なDALI対応のLEDドライバーと比較すればコストアップになるところは否めません。

とはいっても、ゼロから新しくDALI対応器具を開発することと比較すれば、既存の定電流タイプの器具にこの基盤を組み合わせることでDALI対応のラインナップを用意することができるスピード感と開発コストは、照明器具メーカーにとって検討の余地は十分にあると思います。

Silvertel社 Ag201問い合わせ先

グローバル電子株式会社 Silvertel社製品担当
TEL 03-3260-1417
e-mail Info-Silver@gec-tokyo.co.jp

まで。

この記事を書いた人

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中畑隆拓

照明制御が得意です。
Node-REDを使ってIoT機器の情報を読み込み、DALI-APIを叩いて制御しています。

今後、設備の制御はNode-REDのようなソフトウェアが中心になると実感していて、いろんなところで講演してます。

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