電源不要DALI線つなぐだけで簡単に使えるTYPE8の調色スイッチ

前回の記事でシャープ新潟さんのDALI調色器具をご紹介させていただきましたが、今後はDALI2(TYPE8)にて調色できる器具はますます増えてくるでしょう。

今回、中国 Sunricher(サンリッチャー)社の手軽に調色を行うDALI2のスイッチをテストしてみました。

ちなみに、弊社もSunricher社の代理店となっておりますので、購入をご検討される場合は下記問い合わせフォームより連絡ください。

電源不要 DALI2(TYPE8)調色パネルボタンSR-2422K4-CCT-G1

IMG 0154

Sunricher社の調色パネルボタンSR-2422K4-CCT-G1は、DALI2(TYPE8)のコマンドを送るシンプルなDALIマスターです。

IMG 0160

DALIケーブルを本体裏側に接続するだけで別途電源は不要。DALI BUSからの電源供給で利用できます。(動作電流 4mA)

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寸法は 縦横が71.2mm 厚さが13.6mmとコンパクトなサイズ。色は写真のホワイトのみになります。

IMG 0162

指定できるグループは1つだけ。本体裏側の回転スイッチでグループを選択します。

ちなみに、回転スイッチを0にするとBroadcast allになり全器具に対してコマンドを発行。その関係で回転スイッチの1がグループ0となり、スイッチ番号と実際のグループ番号は1つずれるので注意しましょう。

使用方法

IMG 0167

左上のボタンがスイッチオン。このボタンを押すと真ん中のLEDインジケーターの色がオレンジから緑に変わり、再度押すとオフになります。

IAP	8100	G0	OFF	
IAP	8105	G0	RECALL MAX LEVEL	

このときのDALIコマンドは、スイッチオンで指定したグループ(今回はG0)に対しRECALL MAX LEVEL(最大点灯)を送り、スイッチオフでG0にOffを送ります。

IMG 0166

本体右は明るさのボタン。

押しっぱなしで明るさアップ、一度指を話してから再度押すと明るさダウンとなり、押すたびにアップとダウンが切り替わります。

IAP	8101	G0	UP	
IAP	8102	G0	DOWN	
IAP	8102	G0	DOWN	
IAP	8102	G0	DOWN	
IAP	8102	G0	DOWN	
IAP	8102	G0	DOWN	
IAP	8102	G0	DOWN	
IAP	8102	G0	DOWN	
IAP	8102	G0	DOWN	
IAP	8102	G0	DOWN	
IAP	8102	G0	DOWN	
IAP	8102	G0	DOWN	
IAP	8101	G0	UP	
IAP	8101	G0	UP	
IAP	8101	G0	UP	
IAP	8101	G0	UP	
IAP	8101	G0	UP	
IAP	8101	G0	UP	
IAP	8101	G0	UP	
IAP	8101	G0	UP	
IAP	8101	G0	UP	
IAP	8101	G0	UP	
IAP	8102	G0	DOWN	
IAP	8102	G0	DOWN	
IAP	8102	G0	DOWN	
IAP	8102	G0	DOWN	
IAP	8102	G0	DOWN	
IAP	8102	G0	DOWN	
IAP	8102	G0	DOWN

こちらがDALIコマンド。押しっぱなしだとUp/Downコマンドが連続で送られ、該当するグループの照明が明るくなったり暗くなったりします。

IMG 0169

左下はWW(Warm White)で暖色にするスイッチ。

1回押すと、CCT(調色)のTYPE8コマンドが送られます。

Special	C301	*	DTR1= 1 (0x01)	
Special	A372	*	DTR0= 114 (0x72)	
Special	C108	*	ENABLE DEVICE TYPE 8	
AppExt DT8	81E7	G0	SET TEMPORARY COLOUR TEMPERATURE Tc
Special	C108	*	ENABLE DEVICE TYPE 8	
AppExt DT8	81E2	G0	ACTIVATE

実際のコマンドは上記のとおり。

DTR0とDTR1のレジスタの値が送られた後、そのレジスタの値によって調色を設定するコマンドが指定したG0に送られます。

ちなみに、この暖色にするスイッチを押しっぱなしにすると

Special	C108	*	ENABLE DEVICE TYPE 8	
AppExt DT8	81E9	G0	COLOUR TEMPERATURE Tc STEP WARMER	
Special	C108	*	ENABLE DEVICE TYPE 8	
AppExt DT8	81E9	G0	COLOUR TEMPERATURE Tc STEP WARMER	
Special	C108	*	ENABLE DEVICE TYPE 8	
AppExt DT8	81E9	G0	COLOUR TEMPERATURE Tc STEP WARMER	
Special	C108	*	ENABLE DEVICE TYPE 8	
AppExt DT8	81E9	G0	COLOUR TEMPERATURE Tc STEP WARMER	
Special	C108	*	ENABLE DEVICE TYPE 8	
AppExt DT8	81E9	G0	COLOUR TEMPERATURE Tc STEP WARMER	
Special	C108	*	ENABLE DEVICE TYPE 8	
AppExt DT8	81E9	G0	COLOUR TEMPERATURE Tc STEP WARMER

「G0 COLOUR TEMPERATURE Tc STEP WARMER」と、ステップで暖色にするコマンドが連続で送られました。

IMG 0171

最後はこちら、右下のボタン。CW(Cool White)で寒色にするスイッチ。

Special	C300	*	DTR1= 0 (0x00)	
Special	A39A	*	DTR0= 154 (0x9A)	
Special	C108	*	ENABLE DEVICE TYPE 8	
AppExt DT8	81E7	G0	SET TEMPORARY COLOUR TEMPERATURE Tc
Special	C108	*	ENABLE DEVICE TYPE 8	
AppExt DT8	81E2	G0	ACTIVATE	

1回押すと、CCT(調色)のTYPE8コマンドが送られます。

Special	C108	*	ENABLE DEVICE TYPE 8	
AppExt DT8	81E8	G0	COLOUR TEMPERATURE Tc STEP COOLER	
Special	C108	*	ENABLE DEVICE TYPE 8	
AppExt DT8	81E8	G0	COLOUR TEMPERATURE Tc STEP COOLER	
Special	C108	*	ENABLE DEVICE TYPE 8	
AppExt DT8	81E8	G0	COLOUR TEMPERATURE Tc STEP COOLER	
Special	C108	*	ENABLE DEVICE TYPE 8	
AppExt DT8	81E8	G0	COLOUR TEMPERATURE Tc STEP COOLER	
Special	C108	*	ENABLE DEVICE TYPE 8	
AppExt DT8	81E8	G0	COLOUR TEMPERATURE Tc STEP COOLER

押しっぱなしにすると、「G0 COLOUR TEMPERATURE Tc STEP COOLER」という寒色にするコマンドが連続で送られました。

まとめ

以上、SunricherのDALI2の調色コマンドをおくれるDALIマスタースイッチをご紹介しました。

実際の現場で、スイッチによって頻繁に色温度を暖色にしたり寒色にしたり調整するような使い方をするかどうかは微妙ですが、別途電源を必要とせず、DALI BUSからの給電だけで調色をできるのはかなり使い勝手が良さそうです。

調色タイプのDALI器具をデモしたり、小規模の現場で顧客が自分ですきな色温度を選択できるといった用途には、こういった手軽なDALIマスターがあるとよさそうです。

この記事を書いた人

この記事を書いた人

中畑隆拓

照明制御が得意です。
Node-REDを使ってIoT機器の情報を読み込み、DALI-APIを叩いて制御しています。

今後、設備の制御はNode-REDのようなソフトウェアが中心になると実感していて、いろんなところで講演してます。

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