DALI

電源不要DALI線つなぐだけで簡単に使えるTYPE8の調色スイッチ

前回の記事でシャープ新潟さんのDALI調色器具をご紹介させていただきましたが、今後はDALI2(TYPE8)にて調色できる器具はますます増えてくるでしょう。

今回、中国 Sunricher(サンリッチャー)社の手軽に調色を行うDALI2のスイッチをテストしてみました。

ちなみに、弊社もSunricher社の代理店となっておりますので、購入をご検討される場合は下記問い合わせフォームより連絡ください。

電源不要 DALI2(TYPE8)調色パネルボタンSR-2422K4-CCT-G1

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Sunricher社の調色パネルボタンSR-2422K4-CCT-G1は、DALI2(TYPE8)のコマンドを送るシンプルなDALIマスターです。

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DALIケーブルを本体裏側に接続するだけで別途電源は不要。DALI BUSからの電源供給で利用できます。(動作電流 4mA)

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寸法は 縦横が71.2mm 厚さが13.6mmとコンパクトなサイズ。色は写真のホワイトのみになります。

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指定できるグループは1つだけ。本体裏側の回転スイッチでグループを選択します。

ちなみに、回転スイッチを0にするとBroadcast allになり全器具に対してコマンドを発行。その関係で回転スイッチの1がグループ0となり、スイッチ番号と実際のグループ番号は1つずれるので注意しましょう。

使用方法

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左上のボタンがスイッチオン。このボタンを押すと真ん中のLEDインジケーターの色がオレンジから緑に変わり、再度押すとオフになります。

このときのDALIコマンドは、スイッチオンで指定したグループ(今回はG0)に対しRECALL MAX LEVEL(最大点灯)を送り、スイッチオフでG0にOffを送ります。

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本体右は明るさのボタン。

押しっぱなしで明るさアップ、一度指を話してから再度押すと明るさダウンとなり、押すたびにアップとダウンが切り替わります。

こちらがDALIコマンド。押しっぱなしだとUp/Downコマンドが連続で送られ、該当するグループの照明が明るくなったり暗くなったりします。

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左下はWW(Warm White)で暖色にするスイッチ。

1回押すと、CCT(調色)のTYPE8コマンドが送られます。

実際のコマンドは上記のとおり。

DTR0とDTR1のレジスタの値が送られた後、そのレジスタの値によって調色を設定するコマンドが指定したG0に送られます。

ちなみに、この暖色にするスイッチを押しっぱなしにすると

「G0 COLOUR TEMPERATURE Tc STEP WARMER」と、ステップで暖色にするコマンドが連続で送られました。

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最後はこちら、右下のボタン。CW(Cool White)で寒色にするスイッチ。

1回押すと、CCT(調色)のTYPE8コマンドが送られます。

押しっぱなしにすると、「G0 COLOUR TEMPERATURE Tc STEP COOLER」という寒色にするコマンドが連続で送られました。

まとめ

以上、SunricherのDALI2の調色コマンドをおくれるDALIマスタースイッチをご紹介しました。

実際の現場で、スイッチによって頻繁に色温度を暖色にしたり寒色にしたり調整するような使い方をするかどうかは微妙ですが、別途電源を必要とせず、DALI BUSからの給電だけで調色をできるのはかなり使い勝手が良さそうです。

調色タイプのDALI器具をデモしたり、小規模の現場で顧客が自分ですきな色温度を選択できるといった用途には、こういった手軽なDALIマスターがあるとよさそうです。

ABOUT ME
中畑 隆拓
DALIやKNX導入のコンサルティング・コンフィグレーション・機器の販売、AI-IoTを組み合わせたシステムの提案を行っています。