第3回オープン設備制御研究会は「監視カメラシステムMobotixとKNX+DALI+Pepper+HoloLensをつなげてみよう!」をやります。
先日、株式会社アスティの久保田さんにドイツの監視カメラシステム Mobotixについてお話をきいてきました。
Mobotixとは?
ドイツの分散型・録画(DVR)機能内蔵IPネットワークカメラシステム技術を誇るMOBOTIX AGが製造販売するセキュリティのシステムです。
ソフトウェアを使ってユーザーが自分で警報が発せられる仕組みをつくることができ、その使いやすさと性能でヨーロッパで普及しております。
ちなみに、Mobotix社は2016年にコニカミノルタが株式の65%を取得しコニカミノルタの傘下になっています。
独MOBOTIX社の過半数株式取得による技術獲得へ | コニカミノルタ
セキュリティカメラ
今回、久保田さんから監視カメラシステムから警報が発令された場合、メール、FTP、接点などでその状態が送れることなどを、実際にMobotix管理画面を見せていただきながら説明をしていただけました。
なので、まずは簡単に接点情報をNode-RED側で受け取り、そこからDALIやKNX、ペッパー(ロボット)などとつなぐことができる見込みがたちました。
また、カメラの画像(映像)データをHoloLens側におくり、その画像から人間が判断して、拡張現実(AR)に表示された設備コントロールのボタンから、離れた場所にある照明のオンオフをDALIで、シャッターやその他の設備の制御をKNXでおこなったりするようなことも可能です。
まずは実験!
なので、まずはオープン設備制御研究会として監視カメラシステムのMobotixとDALI、KNX、ペッパー、HoloLensなどを連動させる実験を行い、メンバー間で知見を蓄積したいと思います。
現在、勉強会の日程は調整中ですが、ご興味ある方は、ぜひ、下記よりオープン設備制御研究会をチェックしてみてください。