映像をDALIやDMXといった照明制御と組み合わせる事を考えています。
やりたいことは、メディアサーバーを使って普段はスケジュールどおりに映像コンテンツを流し、緊急時に信号を送り特別コンテンツに切り替え、その後に再び信号を送ることで普段の映像コンテンツスケジュールに戻る制御です。
この記事はその方法を確認するための検証と記録です。
メディアサーバー
映像コンテンツを保管・再生するメディアサーバーとしては、ジャパンマテリアル株式会社の販売するBrightSignで検証します。
BrightSign | ジャパンマテリアル株式会社 グラフィックスソリューション部
BrightSignについては、販売終了になったモデルですがHD223をワンフットシーバスの田中さんからお借りしたのでこれで検証します。
デジタルサイネージ機器 BrightSign HD223 のGPIO制御をRaspberry Pi Node-REDから連携したメモ – 1ft-seabass.jp.MEMO
BrightSignとは?
BrightSign社は、2002年創業。米国カリフォルニア州に本社をおき、世界中のデジタルサイネージ市場向けに、メディアプレーヤー”BrightSign”を提供します。150万台の出荷実績を誇り、デジタルサイネージ市場のリーディングカンパニーとして世界中で広く認知されています。ループ再生に限らず、GPIO, RS-232C, UDP, USB,ビーコン, を使用した多彩インタラクティブタイプのプレイリストを作成できます。
BrightSignプレーヤー | ジャパンマテリアル株式会社より引用
ジャパンマテリアル株式会社様のウェブサイトには、BrightSignの製品情報があります。
ただ、いろいろ種類がありすぎて、いったいどれを選べばよいのかわかりません。
そういう人向けに、製品セレクターというページがありました。
こちらのセレクターから、必要な要件を入力してみます。
結果は、BrightSign LS424というエントリーモデルが表示されました。
ポイントとしては
- USB,UDP,Beaconで外部機器接続しコントロールが可能
- フルHDのコンテンツファイルをサポート
- 時刻保存機能なし、時刻を取得するにはTimeServerに接続する必要があり
製品の説明を見るとスケジュール再生はできるようなのですが、時刻の取得は単体ではできないのかもしれません。
なにはともあれ、販売終了品ですがワンフットシーバス田中さんから借りたHD223を触ってみてBrightSignを理解する必要がありそうです。
次回は、HD223を使ってみます。