KNXと他のIoT機器をつなげるホームオートメーション用サーバーComfortclick社のJigsawの使い方を学習中。
スマートホーム監視:管理ツール Comfortclick Jigsaw KNXを試してみる|デジタルライト(Digital-light.jp)
スマートホーム用見える化&遠隔制御アプリComfortclickのbOSを検証|デジタルライト(Digital-light.jp)
ようやくやり方がわかってきたので、My First Projectをやります。
まずは、KNXの方でスイッチアクチュエーターを使い、そのOn/OffをJigsawから行う方法を紹介します。
↓ Comfortclick社のKNXインターフェース付きサーバー Jigsawはこちら
Comfortclick Jigsaw
KNXデバイスの紹介
今回使用するデバイスの紹介です。
![IMG_2077.jpg IMG 2077](https://digital-light.jp/wp-content/uploads/2021/04/IMG_2077.jpg)
写真上から、スイッチアクチュエーター(INTERRA ITR504-16A)、その横はDC24Vで点灯するパイロットランプ、下段に今回解説するComfortclick Jigsawを設置しています。
ETSの設定
![29 22.09.11.jpg 29 22 09 11](https://digital-light.jp/wp-content/uploads/2021/04/29-22.09.11.jpg)
ETS側で使用するデバイスは、スイッチアクチュエーター ITR504-16Aのみです。
![29 22.11.48.jpg 29 22 11 48](https://digital-light.jp/wp-content/uploads/2021/04/29-22.11.48.jpg)
グループアドレス(GA)は、0/0/1にパイロットランプのOn/Offを制御するものを作成します。
これでKNXデバイスに書き込みます。
ETSプロジェクトのエクスポート
Jigsaw側でETSの設定をインポートすることができるので、ETSからプロジェクトをエクスポートします。
![29 22.14.42 (1).jpg 29 22 14 42 1](https://digital-light.jp/wp-content/uploads/2021/04/29-22.14.42-1.jpg)
プロジェクトを選び右クリックで”Export”をクリック。
![29 22.17.53 (1).jpg 29 22 17 53 1](https://digital-light.jp/wp-content/uploads/2021/04/29-22.17.53-1.jpg)
ETSプロジェクトをエクスポートするときに気をつけることは、ファイルの形式を拡張子esfになるOPC Exportにすること。
Jigsaw側はこのファイル形式でないと読み込めません。
以上でETS側の設定は終了。
bOS ConfiguratorからJigsawに接続
![29 22.21.20 (1).jpg 29 22 21 20 1](https://digital-light.jp/wp-content/uploads/2021/04/29-22.21.20-1.jpg)
まずは、bOS ConfiguratorからJigsawに接続します。
![29 22.24.03.jpg 29 22 24 03](https://digital-light.jp/wp-content/uploads/2021/04/29-22.24.03.jpg)
無事にJigsawに接続できました。
ETSプロジェクトをImportする方法
![29 22.25.39 (1).jpg 29 22 25 39 1](https://digital-light.jp/wp-content/uploads/2021/04/29-22.25.39-1.jpg)
左にならんでいる”Devices”を右クリックするとメニューが表示されるので、そこから”+ Add”を選びます。
![29 22.27.30 (1).jpg 29 22 27 30 1](https://digital-light.jp/wp-content/uploads/2021/04/29-22.27.30-1.jpg)
追加できるデバイスが表示されるので、その中から”KNX”を選んで”Add”ボタンを押します。
![29 22.28.47 (1).jpg 29 22 28 47 1](https://digital-light.jp/wp-content/uploads/2021/04/29-22.28.47-1.jpg)
デバイスとしてKNXが追加されました。
“Import data from ETS…”と表記されているところをマウスでクリックします。
![29 22.30.30 (1).jpg 29 22 30 30 1](https://digital-light.jp/wp-content/uploads/2021/04/29-22.30.30-1.jpg)
先程作成した拡張子がesfのファイルがあるので選びます。
![29 22.31.41.jpg 29 22 31 41](https://digital-light.jp/wp-content/uploads/2021/04/29-22.31.41.jpg)
ETSで作成したGroupAddressが表示されるので、”Next”を押します。
![29 22.32.41.jpg 29 22 32 41](https://digital-light.jp/wp-content/uploads/2021/04/29-22.32.41.jpg)
無事にこのGroupAddress(Device)が読み込まれました。
![29 22.33.52 (1).jpg 29 22 33 52 1](https://digital-light.jp/wp-content/uploads/2021/04/29-22.33.52-1.jpg)
“Template”は”Lamp”を選びます。
![29 22.35.22 (1).jpg 29 22 35 22 1](https://digital-light.jp/wp-content/uploads/2021/04/29-22.35.22-1.jpg)
Driver > Enabled を Trueにします。
![29 22.37.23 (1).jpg 29 22 37 23 1](https://digital-light.jp/wp-content/uploads/2021/04/29-22.37.23-1.jpg)
先程インポートした”Pirot A On/Off”を表示させます。
Themaの設定
![29 22.39.23 (1).jpg 29 22 39 23 1](https://digital-light.jp/wp-content/uploads/2021/04/29-22.39.23-1.jpg)
Themaを表示させます。
![29 22.40.37 (1).jpg 29 22 40 37 1](https://digital-light.jp/wp-content/uploads/2021/04/29-22.40.37-1.jpg)
先程の”Pirot A On/Off”をドラッグ&ドロップすると、”Object Control”というウィンドウが表示されるので”Add”を押します。
![29 22.42.24 (1).jpg 29 22 42 24 1](https://digital-light.jp/wp-content/uploads/2021/04/29-22.42.24-1.jpg)
これで、Themaにパイロットランプのボタンが表示されました。
bOS Clientから操作
bOS Clientを立ち上げます。
![29 22.43.36.jpg 29 22 43 36](https://digital-light.jp/wp-content/uploads/2021/04/29-22.43.36.jpg)
先程、bOS Configuratorで作成したThemaが表示されています。
ボタンを押してみましょう。
![29 22.44.57.jpg 29 22 44 57](https://digital-light.jp/wp-content/uploads/2021/04/29-22.44.57.jpg)
![IMG_2080.JPG IMG 2080](https://digital-light.jp/wp-content/uploads/2021/04/IMG_2080.jpg)
ボタンが黄色に変わり、現物のパイロットランプも点灯しました。
ちなみに、iOSやAndroid用のアプリもあるので、スマートフォンやタブレットからも操作できます。
まとめ
以上、KNXホームオートメーションサーバー Comfortclick社のJigsawを使ったKNX制御について、初めてのプロジェクトを作成しました。
今までは”Devices”のEnableをTrueにするところがわからず、なかなかすすめませんでしたが、これでこの先にいけそうです。
また、JigsawはHueやSonosのライブラリーもあるので、IP通信でつながる過程用IoT機器とのインテグレーションはとても簡単そうです。
引き続き、Jigsawをつかったホームオートメーションサーバーの検証をすすめていきます。