Google Homeの音声アシスタントとホームオートメーションサーバー Jigsawを連携する方法
この記事はスマートホーム GWアドベントカレンダー 2021の6日目の記事です。
ホームオートメーションを行う中でよく言われることに、Google HomeやAmazon Alexaなどのスマートスピーカーを使って、音声で家の機器を操作したいという要望です。
Comfortclick社のホームオートメーションサーバー Jigsawでは、GooleHomeやAlexaとの連携ができます。
今回は、Google Homeとの連携方法を紹介します。
Comfortclick Jigsaw (KNXインターフェース付きサーバー) – スマートライト株式会社
動画
結果の動画を作成しましたので、どんなことができるのかは、こちらをご覧ください。
全体の流れ
Google Homeからホームオートメーションサーバーに接続する設定は次のようにすすめます。
- bOSでの設定
- Google Homeアプリの設定
bOSでの設定
![04 16.01.38.jpg 04 16 01 38](https://digital-light.jp/wp-content/uploads/2021/05/04-16.01.38.jpg)
まずは、DevicesにてKNXのデバイスを取り込みます。
今回は、KNXの位相制御モジュールを使い、LEDランプのOn/Offと明るさを0〜100%で調節機能の連携をします。
![04 16.06.13 (1).jpg 04 16 06 13 1](https://digital-light.jp/wp-content/uploads/2021/05/04-16.06.13-1.jpg)
General > API > Google Smart Home
に、+Addにて、Devicesを追加、再度、Deviceを追加します。
![04 16.15.59 (1).jpg 04 16 15 59 1](https://digital-light.jp/wp-content/uploads/2021/05/04-16.15.59-1.jpg)
Settingsの画面の中で、Device TypeからLightを選びます。
![04 16.17.44.jpg 04 16 17 44](https://digital-light.jp/wp-content/uploads/2021/05/04-16.17.44.jpg)
“OnOff Trait”をクリックして、Generalのところから、該当するKNXのDeviceを追加します。
![04 16.19.29.jpg 04 16 19 29](https://digital-light.jp/wp-content/uploads/2021/05/04-16.19.29.jpg)
同様に “Brightness Trait”も、KNXのDeviceを割り当てます。
bOS ThemesでPanelの設定
![04 16.21.08 (1).jpg 04 16 21 08 1](https://digital-light.jp/wp-content/uploads/2021/05/04-16.21.08-1.jpg)
bOSクライアントからの操作や、Google Homeでの制御結果が確認できるようにLampというパネルを作成します。
Google Homeアプリでの操作
bOS側の設定が終わったので、次はGoogle Homeアシスタントからの設定を行います。
今回は、i-PADでGoogle Homeアプリを使いました。
![IMG_0137.jpg IMG 0137](https://digital-light.jp/wp-content/uploads/2021/05/IMG_0137.jpg)
Google Homeアプリの画面です。左上の”+”マークを押します。
![IMG_0139.jpg IMG 0139](https://digital-light.jp/wp-content/uploads/2021/05/IMG_0139.jpg)
家に追加の下にある”デバイスのセットアップ”をタッチ。
![IMG_0140.jpg IMG 0140](https://digital-light.jp/wp-content/uploads/2021/05/IMG_0140.jpg)
“デバイスのセットアップ”画面になるので、”Googleと連携させる”をタッチ。
![IMG_0141.jpg IMG 0141](https://digital-light.jp/wp-content/uploads/2021/05/IMG_0141.jpg)
Google Homeが連携できる各種デバイスが表示されます。
![IMG_0142.jpg IMG 0142](https://digital-light.jp/wp-content/uploads/2021/05/IMG_0142.jpg)
検索フォームに、”comfortclick”と入力すると、Comfortclickのアプリがあらわれます。
![IMG_0143.jpg IMG 0143](https://digital-light.jp/wp-content/uploads/2021/05/IMG_0143.jpg)
Comfortclickのアカウントページに移動。IDとPWを入力してログイン。
![IMG_0144.jpg IMG 0144](https://digital-light.jp/wp-content/uploads/2021/05/IMG_0144.jpg)
登録されているJigsawが表示されるので、選択して”Grant”をタッチ。
![IMG_0147.jpg IMG 0147](https://digital-light.jp/wp-content/uploads/2021/05/IMG_0147.jpg)
画面中央に”リンク済み”の下にLightが表示されました。このアイコンをタップします。
![IMG_0148.jpg IMG 0148](https://digital-light.jp/wp-content/uploads/2021/05/IMG_0148.jpg)
このアプリからでも、Lightをコントロールできます。今はオフです。
![IMG_0149.jpg IMG 0149](https://digital-light.jp/wp-content/uploads/2021/05/IMG_0149.jpg)
もう一度、タップするとオンで100%点灯しました。
まとめ
GoogleHomeやAmazonAlexaなどのスマートスピーカーは、HueやSonosなどといったIP通信の家庭用IoT機器との接続は比較的に簡単にできます。
でも、信号線で接続するタイプの機器とは、機器メーカー側はIP通信のゲートウェイを用意していないとつなぐことができません。
そこで、KNXを使えば、KNXが信号線で制御するタイプをまとめあげ、ホームオートメーション用サーバーのJigsaw bOSがGoogleHomeやAmazonAlexaなどのスマートスピーカーとアプリでつながることによって、今までよりも制御できる機器が一気に広がります。
今回はGoogleHomeとの接続例でしたが、AmazonAlexaとの連携も近いうちに紹介してみたいと思います。
ホームオートメーションについてのご質問や相談などありましたら、気軽にスマートライトの中畑まで連絡ください。