DMXやDALIなど照明制御の仕事をやっていると、
「音楽と照明を連動させたい」
という相談をいただくことが、ちょくちょくあります。
私自身はどうやって音楽と連動させるか?についてあまり知識がなかったのと、いろいろお客さんの要望に合わせるのは、けっこう大変という話をきいていたので、実現することはなかったのですが、Roland社から2022年4月に映像や音響と照明を連動させるためのデバイスが発売されたときいて購入してみました。
それが、Roland Pro A/V – VC-1-DMX | Video Lighting Converterです。
とりあえず、箱からだしてDMX照明とつないでみたのでそのメモです。
ソフトウェアのダウンロードとインストール
下記のURLからソフトがダウンロードできます。(2022/5/5)
Roland Pro A/V – VC-1-DMX | Video Lighting Converter
MacとWindowの両方に対応しているのはうれしい。
VC-1-DMX Toolを起動
ソフトを立ち上げたところです。
USBケーブルでVC-1-DMXを接続すると、”Connect”のボタンが黄色で点滅しますのでこちらをクリック。
Firmwareをアップデート
接続するとFirmwareのUpdataを求められたので、OK。
Firmware update中。
終了すると、電源を入れ直すよう求められるので、VC-1-DMX本体をOn/Off。
再度、Connectするとこのようになりました。
使い方
製品に同梱されているマニュアルはあくまでも最初の接続だけのようで、詳しい使い方はWebで公開されているマニュアルを見る必要があります。
同意して表示。
そうそう。これ、そのままDMX機器につなぐと、最初になんらかの設定がされているようなので、HDMIで真っ白な画面を送ってもそのとおりにLEDが点灯しないんです。
なので、DMXのアドレス設定を最初にする必要がありそう。
DMXチャンネルの設定
DMX Channel Settingというのがあるのですが、これ、一括でRGBの器具を設定する方法はないのでしょうか?
最初はこうなっているので、RGBの器具のチャンネル設定はコピペでがんばらないとだめなのかな?
なんとかがんばって、512ch分のRGB器具を設定しました。
映像から色を変更する
DMX Channel Settingには、画面のどの位置の色を拾うか?みたいな設定(Data Area)があり、”Whole Screen”としました。
テスト用にPowerPointで一面の色を作成。
これで実験してみます。
YouTubeに動画をアップしたのでこちらご覧ください。
まとめ
まだまだわからないところたくさんありますが、今後も調べて、実案件で使えるようにしていきたいとおもいます。