DMX制御の照明器具の中でRDMと表記されているものがあるので、RDMの機器はどうやったらアドレスをふることができるのか調査中です。
LTECH社 LT-903-DIPの場合
LTECH社のLT-903-DIPはDMXでもRDMでもコントロールできます。
LTECH DMX512/RDM 3CH デコーダー LT-903-DIP – スマートライト株式会社
RDMで使うときは、DIPスイッチを全てOFFにすることでRDMモードになります。
RDMのアドレッシング
RDM機器はソフトウェアからアドレッシングをするのですが、LTECH社に確認したところ「RDM WiFi Controller WiFi-RDM01」というデバイスをつかって、スマートフォンのアプリからRDMのアドレッシングをするとのことでした。
LTECH DMXコントローラー LTSA512 – スマートライト株式会社
同じくLTECH社のDMXコントローラーLTSA512を使ってますが、RDM機器のアドレス設定には、別途「RDM WiFi Controller WiFi-RDM01」が必要になるとのことです。
ただし、技適の関係があるので「RDM WiFi Controller WiFi-RDM01」は国内では使えないので、別メーカーのRDMアドレッシングのツールを使う必要があるようです。
nicolaudieのRDM Manager
RDMのアドレッシングツールをさがしていて、nicolaudieのサイトでRDM Managerというソフトを見つけました。
Nicolaudie lighting control software, USB DMX 512 controller : download DMX software
MacとWinの両方のソフトが、2020年11月に登録されています。
ためしに、SLESA-U11を接続して立ち上げてみました。
すると、こちらのInterfacesの画面がでて、すぐにソフトが落ちてしまいます。
ちなみに、SLESA-U11を接続していない状況でRDM Managerをたちあげると落ちません。が、当然、Interfacesには何も表示されずすすみません。
RDM ManagerがSLESA-U11で使えるかどうかはわかりませんが、現状、このソフトは使えないようです。
Luminet Monitor
Luminet MonitorというソフトにてRDMのアドレッシングができるとききました。
ただ、このソフトを使う場合のハードの件は確認中です。
まとめ
以上、RDMのアドレッシングを行う方法について調査した結果をまとめました。
結論としては、LTECHの「RDM WiFi Controller WiFi-RDM01」を使えばできそうですが、技適の問題で国内では使用不可。
nicolaudieはソフトは公開されていますが、マニュアルもどのデバイスでつかうかの情報もなし、さらにソフトを立ち上げると落ちるので、今の所使用不可。
最後のLuminex社のLuminet Monitorは、どのハードで使えるのかを確認中。
といった状況です。
いずれにせよ、RDMのアドレッシングには、普段つかっているDMXのコントローラーが使えるようではなさそうでした。