COVID-19の影響で2021年も換気や殺菌についての需要がますます高まると考えられます。それもあり、今回はドイツのKNXメーカー Elsner社のCO2センサーについて紹介したいと思います。
Elsner社とは?
正式名称:Elsner Elektronikはドイツ オステルハイム(Ostelsheim)にある制御システムとセンサーのメーカーです。
特に建物内の環境気候制御のステムと異なるデータインターフェース(KNX, RS485, Modbus)のデバイスをラインナップに持ち、気象・室内センサー、各種アクチュエータ、システム機器などを取り揃えています。
Elsner社はKNXとModbusで使用できるCO2センサーがありますのでご紹介します。
MODBUS CO2センサー
品名 | Sewi AQS/TH Modbus |
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型番 | No 30174 |
タイプ | 天井・壁 表面取付型センサー |
信号 | Modbus RTU |
寸法 | φ105mm 厚さ 32mm |
電源 | 24V DC |
センサー | 温度、湿度、CO2濃度 | 詳細 | Elsner CO2センサー Sewi AQS/TH Modbus |
KNX CO2センサー
Cala Touch KNX AQS/TH
“Cala Touch KNX”は、照明、室温設定、日除けなどを制御するボタン、内蔵センサー、ステータス表示、ロジック機能などを内蔵したタッチセンサー型モジュールです。
■特徴
- 照明、電動日除け、窓、暖房、空調、シーンの操作が可能なタッチ面付きカラーディスプレイ
- バイオダイナミック照明制御
- T-NTCプローブでの温度入力とバイナリーインプットが4端子
- ロジックゲート機能(8 AND/8 OR)
- 計算、条件、遷移のための8つの多機能モジュール
- 8つの時間帯のウィークリータイマー
- スクリーンセーバー機能
品名 | Cala Touch KNX AQS/TH |
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型番 | No 70820(白) No 70822(黒) |
タイプ | 壁面取付センサー内蔵型タッチディスプレイ |
信号 | KNX |
電源 | KNX BUS給電 |
センサー | CO2濃度、温度、湿度 |
詳細 | Elsner CO2センサー内蔵タッチパネル Cala Touch KNX AQS/TH |
KNX AQS/TH-UP gl
“KNX T-UP gl”は、CO2濃度、温度、湿度センサーを内蔵し、自動的に良好な室内環境にする制御機能を備えたKNXデバイスです。
品名 | KNX AQS/TH-UP gl |
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型番 | No 70626(白) No 70625(黒) |
タイプ | 壁面埋込み型センサー |
信号 | KNX |
電源 | KNX BUS給電 |
センサー | 温度、湿度、CO2濃度 |
詳細 | Elsner CO2センサー KNX AQS/TH-UP gl |
KNX AQS/TH-UP Touch
“KNX AQS/TH-UP Touch”は、温度や湿度などの情報を表示、セットポイントの値変更のためのプッシュボタンを持ち、CO2濃度、温度、湿度センサーを内蔵し、自動的に良好な室内環境にする制御機能を備えたKNXデバイスです。
品名 | KNX AQS/TH-UP Touch |
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型番 | No 70620(白) No 70619(黒) |
タイプ | 壁面埋め込み型センサー内蔵タッチボタン |
信号 | KNX |
電源 | KNX BUS電源 |
センサー | 温度、湿度、CO2濃度 |
詳細 | Elsner CO2センサー内蔵 タッチスイッチ KNX AQS/TH-UP Touch |
Sewi KNX AQS/TH-D L-Pr
Sewi KNX AQS/TH-D L-Prは、CO2濃度、温度、湿度、気圧、照度、人感センサーと、様々なPIコントローラー機能を持った天井取付型のKNX総合センサーです。
品名 | Sewi KNX AQS/TH-D L-Pr |
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型番 | No 70399(白) No 70699(黒) |
タイプ | 天井取付型総合センサー |
信号 | KNX |
寸法 | φ105mm 厚さ32mm |
電源 | KNX BUS電源 |
センサー | CO2濃度、温度、湿度、気圧、照度、人感 |
詳細 | Elsner 総合センサー Sewi KNX AQS/TH-D L-Pr |
まとめ
Elsner社のCO2センサーには、PI(Proportional Integral) Controllerという、センサー情報から空間をより快適にするためのコントローラー機能も含まれています。
ここらへんは私もまだ勉強中のところなので、2021年はこれらの機器をとりよせ、KNXのETSからどのようなプログラムができるのかを検証してみたいと思います。